看護助手との協働

NURSING ASSISTANT

看護助手との協働を推進

医療現場の役割分担がすすみ、看護助手のサポート業務が医療現場を支え、社会的意義のある魅力的な仕事であると注目を集めています。
看護助手と共に力を合わせ役割分担することで、看護師がその専門性をより発揮でき、患者さんが必要とする看護を提供することができます。

看護助手もチームの一員として取り組んでいます。業務開始前にリーダー看護師と一日の実践で重要な内容を確認し、業務終了後に残された業務の引継ぎや患者さんについて気がかりに感じたことを共有します。

医療現場での就労や介護の経験がなくても、看護助手支援担当者が中心となり、チーム全体であなたを支えます。

看護助手研修

勤務時間内で参加する計画的な研修

手厚い支援と教育で安心して取り組める

看護助手研修では、日本看護協会が「看護補助者が実施する業務の知識と技術」で示す技術9項目を2年間で習得するプログラムを用意しています。そのほか、看護助手全員が参加するフォローアップ研修では、グループで情報を共有しながら、看護助手としての態度や姿勢を話し合います。

研修概要図

1年間の研修は下記のようなイメージで行います。大きく3つの研修に分けており、夜間業務に応じた時間帯でも開催しています。看護助手支援担当者の看護師が研修に参加するので、現場の支援につなげています。

チーム医療に参画することで、社会の一員として役割発揮していることを実感でき、やりがいを感じることができます。

先輩インタビュー

看護助手で働く先輩看護助手にお話をお聞きします。

Mさん

患者さんからの感謝の言葉にやりがいを感じる

私が看護助手として大分大学医学部附属病院で働き始めて12年目になりました。もともと病院内のメッセンジャーで勤務していましたが、巡回中に看護助手の働く様子をみて興味を持ち、転職しました。はじめは、病棟の構造や物の置き場所などがわからず苦労しました。手術や検査を受ける患者さんの容態に合わせて、安全なケアができるように看護師へ状態や注意点を確認しながら対応しています。ケアの後に患者さんから感謝されると、とてもやりがいを感じます。

安定した勤務管理と福利厚生

シフトで勤務日が計画され、土日、祝日は休みなので魅力的です。福利厚生が整っているので、有給休暇もきちんと取得できます。

先輩の声

Kさん

自分の生活に応じた働き方の選択

私が大分大学医学部附属病院で働き始めて3年目になりました。介護福祉士としての経験を活かした仕事に就きたいと考え、看護助手を選びました。新型コロナ感染症の流行時期に入職したので、感染拡大させないように注意しました。大学病院は患者さん中心のケアが行われ、患者さんに関わる時間も多いので楽しく仕事ができています。私は、夕方から夜の時間帯の勤務で、自分の生活に合わせた働き方の選択ができています。

介護職の経験がなくても安心して仕事ができる

患者さんへのケアは、看護師の指示を受けて行います。重症度の高い患者さんには看護師と一緒にケアを行うので、一人で対応することはありません。看護助手の仕事は、人の役に立ち、感謝され、自分の自信にもつながります。男性の看護助手も、今後、たくさん増えて欲しいです。